2011年08月31日

東海テレビの不適切テロップ担当者が解雇

東海テレビが視聴者向けのプレゼント商品を紹介中に、

「怪しいお米 セシウムさん」などの不適切なテロップを表示

してしまった問題が大きく取りざたされていますが、この問題に

ついて東海テレビはテロップを流してしまったいきさつを

紹介する検証番組を放送しました。8月30日の午前中に放送

されたこの番組はインターネット上でも公開されています。



この検証番組は「検証 ぴーかんテレビ不適切放送〜

なぜ私たちは間違いを犯したのか〜」という1時間番組に

まとめられ、午前9時55分から放送されました。番組の冒頭では

東海テレビの朝野碩也社長が登場し、「極めて不適切な

テロップを放送してしまい、岩手県をはじめとする全国の

農業関係者のみなさん、必死に復興に取り組んでいらっしゃる

岩手県、被災地のみなさん、視聴者のみなさんに深く

お詫び申し上げます」と深々と謝罪を行なっています。まさに

全社を挙げて汚名挽回に取り組んでいる、という意気込みが

伝わってくる番組内容でした。



この番組の中で、不適切なテロップを制作してしまった

外部スタッフは、所属会社が懲戒解雇したことが発表

されました。また、問題となった情報番組である

「ぴーかんテレビ」はすでに打ち切りが決まっており、

朝野社長も3カ月間の報酬50%カット、情報制作局幹部2人に

降格など社内処分を下すことが発表されています。



さらに、この検証番組では、すでに解雇処分が下されている

テロップを作った50代の外部スタッフ本人が出演しており、

「オンエアに出るとは思わなかった」などと釈明している様子も

放送されました。顔が映らないように背後から撮影され、

質問に答える形での出演でしたが、テロップを作った理由

については「前日の新聞に汚染(の報道)があり、その中で

そういう言葉が頭に浮かんでパッと作ってしまった」

「オンエアに出るとは思わず、思い付いたことを文章に

入れてしまった」と話しています。



この製作スタッフは業務に30年近く関わってきたそうで、

プロ意識が欠けているとの指摘に対しては「思い付きだった」

と繰り返し釈明し、番組関係者を困らせる意図もなかったと

しています。





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Posted by caprice at 11:40

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